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毒親からの解毒日記

自己中心的で「暴力はしつけ」タイプの父、浪費家で「私は悪くないわ、気が付かなかっただけ」タイプの母に育てられ、子持ちになって初めて自分の中にあった親からの毒に気が付いたアラサー女の独白です。

娘を持つということ

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娘を持つということ

二番目の子供が今、おなかの中にいる。
エコーで見るといつも丸まっていたり正座していたりで、健診ではなかなか性別がわからなかった。
でも、私には、ヨウを妊娠した時と同じように、女の子だというのを自然と理解していた。不思議なことだが、ヨウを妊娠中にも診断前からずっと男の子用の服を選んだり、男の子育児のことを書いたブログを読んだりしていた。今回も自然に女の子用のベビー服や女の子にふさわしいおくるみばかり探していたので、ああ、女の子だなと思っていた。身ごもった女というのは本当に不思議なものだ。そんな中、25週目の健診でやっと「女の子率8割」という診断があった。
私に娘ができる。
どんな女の子になるのだろうか。自分がしたようなみじめな思いは絶対にさせたくないと思う。
気が早すぎるとわかってはいても、かわいいベビー服を買ってしまう。
でも、女の子は服の好みが出るのも早いから、きっとあまり買っておいても着てもらえないんだろうな。
そもそも、私はかわいい服や色鮮やかな服を着せてもらえなかったから、普通の女の子がどんな服を着たいと思うのかよくわからない。5歳ぐらいから7歳くらいまでの時、一番服に気を使っていたと思うが、それでも服の選択肢がまずなかったから、「今日はどの服を着ることができるのか」という思いが先にあって、自分がどんな服を着たいのかということは二の次だった。
友達の着ているただのトレーナーやこぎれいなスカート、毎日違う服を着てくることがそもそもうらやましかった。穴の開いていない靴下、おさがりでない靴。うらやましかった。小学校のうわばきすらおさがりだったのだ。今思えば、必要最低限の身だしなみすら整えてもらっていなかった。放課後のホームルームで「不潔な子がいる」とさらし者にされる程度に。
そんな自分が、果たして普通に娘に引け目を感じさせないよう育てることができるだろうか?
夫もあまり身だしなみにこだわるたちではないので、おしゃれに興味を持つようになったら誰が娘の気持ちをわかってやれるのだろうか。
不安は大きいけれど、私はヨウが男の子だから新しい服を娘のためだけに買うことに罪悪感を持つ必要はない。
まずは、どうか元気で生まれてきてくれるように。

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