ここ2,3日、体調を崩している。
これは恐らく、予告なしに23日に毒親たちが押し掛けてきたからだと思う。毒親が帰った25日の夜中に目が覚めて胃の中のものをあらかた吐き戻し、まだ何か食べると胃に違和感を感じるので、だましだまし物を口にしている状態だ。
小学生の時、明け方に吐いて目覚め、母に言ったら登校時間まで様子を見ることとなり、登校時間直前にまた廊下に吐いてしまったら、母はそれを一瞥して「片付けて学校行きなさいね」と言い捨てて出勤したときの体調と全く同じで、あの時もきっとストレスで吐いてたんだろうなあと思った。
そんな中でも1歳の息子は容赦ない。それどころか、私が寝てばかりいるので、余計にうっぷんがたまるらしく、上に乗ってきたり、無理やり腕を引っ張ったり、眼鏡を奪い取ったりする。
こちらも体調が悪いので、ニコニコと付き合う気持ちの余裕もない。ぐっと怒鳴ったり手を上げたりしたい気持ちを抑えてなだめる。ああ、自分がこういう時に怒鳴られたり無視されたり殴られたりしたことなく育っていたら、この子にそんなことをしようという選択肢すら生まれないのかもしれない、と思うとしんどくなる。
最近、そんな自己嫌悪に解決策を見つけた。毒をもって毒を制す方法なのだが。
それは、子供が虐待されたり、死んでしまう内容の漫画を読むことだ。
そうすると、子どもがわが手の中で生きていることの大切さ、わがままや癇癪のかわいらしさが認識できて、多少のことはありがたいとすら思えるのだ。
私が読んでいるのはこのシリーズ
少女漫画なので、あり得ない設定やらやたらキラキラしてる登場人物やらで現実味が薄いが、その分内容がライトなもの、ハッピーエンドなものが多いので気持ちが落ちないのがよい(ただし、下巻だったと思うけど父親からの性的虐待の話があるので要注意。また、やはり全体的に虐待の描写があるので思い出したくないことがある人は読まない方がいいと思う)。
また、絵がへたくそだけど話が妙にリアルで胸に来るシリーズ。これは続巻が出ると迷わず買っている。虐待云々よりは、出産のときのアレコレを思い出して子供の大切さを再確認できるので、トラウマ持ちにはこちらの本の方がいいのかも。
他に、「善悪の屑」「外道の歌」も読むけど、これはグロ耐性のない人にはきつすぎるし、読んでいると標榜すると人格を疑われそうなのでリンクは張らないでおく。ただ、「わが子がこんな目にあったら私も死ぬ」という思いを最も想起させるのは「善悪の屑」「外道の歌」。