次にするのは、客観的に自分の家族に何が起こっていたのか。
私の毒家族に当てはまるチェックを書き出す。「機能不全家族のチェックリスト」から抜粋。
・身体的なアビューズがあった。
父は日常的に私を殴り、母も平手打ちをしてくることはあった。姉も私を殴ったり蹴ったりを当然のように行っていた。
・精神的、感情的、言語的なアビューズがあった。
父がすぐにキレるため、心の休まるときがなかった。母は私の話に耳を傾けることはなく、「うるさいうるさい」とハエのように追い払うこともあった。「産まなきゃよかった」「養育費を返してほしい」は大人になってからも言われる。
・家庭の不和があった
父と母が仲良く会話しているところを見たことがなかった。母が何か父に言い、父がキレて「○○すればいいんだべっ!」と怒鳴って部屋にこもるというパターンが多かった。
・怒りの爆発がよく起こっていた。いつ怒りが爆発するか恐れていた。
父。
・愛のない冷たい家庭だった。
父も母も家族のだれも愛していないようだった。
・人格を否定するような雑言や怒鳴り声が飛び交っていた。
父。具体的には「もういい!」「片付けろ!」「俺がやればいいんだべ!」などと怒鳴ることが多く、自分の要求が通らないことに関して癇癪を起す感じだった。また、姉からも「お前はみんなの嫌われ者」と何度も言われ、母からも母の思う通りに動かないと「嫌な子」「おかしな子」と言われていた。
・威しがあった
「家から出ていけ」「お前の持ち物を全部窓から捨ててやる」「二度とメシを食わせねえぞ」と父から繰り返し脅された。また、母からも「パパが怒るよ」と脅された。
・親の思い通りになるようコントロールされた。
どちらかというと、直接的にコントロールしていたのは姉かも。友達と遊ばないように仕向けたり、祖父母からプレゼントされた服を着づらくしたり。ただ、母からはコントロールされてたと思う。母の愚痴を聞かされて育ったせいで、私のためにお金を使うことが悪いことだと思い込まされた。
・顔や姿かたちについてからかわれたりばかにされたりした。
姉から毎日のようにブスだ、眉毛が太い、つながっている、足が太い、たらこ唇、とばかにされていた。母も同調し、かわいがっている風を装ってばかにしてきた。母は「本当にかわいいと思って眉が太い、朝青龍みたいに太ってると言ったつもり」だったのかもしれないが、私は傷ついていた。
・親と子供の関係が逆転していた。
母の愚痴を聞き、泣く母を慰めるのは私の仕事だった。姉の服にアイロンをかけ、定期的に洗濯し、小学生の子(私)の下着の心配をするのも私だけだった。
・自分の存在を否定された
「お前は橋の下から拾ってきた子」というのは姉と母からよく言われた。また、母からは「産まなきゃよかった」とも言われた。
・依存症や共依存症の親がいた
父も母も自分のためだけに浪費する癖があった。また、母は相手をコントロールしようとし、視野が狭く、バウンダリーがなく、同じ間違いを繰り返し、被害者意識にとらわれやすく、相手から離れられずにしがみついていることを愛情と取り違えているため、子に対する共依存だと思う。
・家の中のルールに一貫性がなかった。
ご飯を残すのは姉はよくても私はダメ、好き嫌いも父と姉はよくても私はダメだった。また、家事の役割分担をしたにも関わらず姉には分担がなく、私にかかってきたが父も母もそれを正そうとしなかった。
19個のチェック項目のうち、チェックしなくて済んだものはなんと6個のみだった。
うちはどこに出しても恥ずかしい機能不全家族だ。
1. 無題
Re:無題
人に話しても、どこの家族も必ずいくつかは当てはまるので、「そんなのどこも一緒だよー!親には感謝だよ」と返されることも多くてしんどいですよね。