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毒親からの解毒日記

自己中心的で「暴力はしつけ」タイプの父、浪費家で「私は悪くないわ、気が付かなかっただけ」タイプの母に育てられ、子持ちになって初めて自分の中にあった親からの毒に気が付いたアラサー女の独白です。

カレー作成中の呪い

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カレー作成中の呪い

今日はカレー。三が日きっちりおせちを食べたので、口直しに。
とはいうものの、今、息子の断乳決行中なので少し不安がある。
カレーは脂肪分が多いので、今のパンパンに張った胸で食べると乳腺炎になるかも…
とはいうものの、胸の張りで腕が上がりにくいほどなので、面倒なものを作る気にもならず。
少しずつ圧抜きして乗り切ろうと思う。

カレーを作るためにたまねぎを炒めていて、小さいころのカレー作りのことを思い出した。
うちのカレーはたまねぎをキツネ色まで炒めて、ニンジンやジャガイモを煮ている鍋に入れるものだった。二日間食べられるように、鍋の八分目まで水を入れるが、ルーは4皿分しか入れない。
当然、できたカレーはシャバシャバで味がうすいスープのようなものになる。
それでも私はそのカレーが好きだった。普段は味噌汁とご飯と焼き魚、ちくわともやしを醤油で煮たもの、くらいのメニューだったので、市販の味がするカレーは嬉しかった。
私はまだ就学前からこのカレー作りを手伝わされた。なんと、玉ねぎをキツネ色まで炒める係りだったのだ。私は体が小さかったので、ガスレンジの上のフライパンまで当然背が届かない。木製の踏み台の上につま先立ちをしてたまねぎを炒めた。ちょっと足が疲れて足踏みでもしようものなら、ガタガタと揺れて足を踏み外しそうになるので、少し炒めてはかかとを下ろし、また背伸びしては炒め、もう疲れた、と言うと「まだまだだよ」と言われるので、手足をしびれさせて必死でやった。
今思うと、なんというか、おどろきだ。就学前の子供に、そんな不安定な場所で、火のすぐそばで大人にもつらい作業をやらせるとは。
小学校で出るカレーは、もっととろみがしっかりついていて、具もころころと大きくて、家のカレーよりもずっとおいしかった。
大人になって、ルーの裏に書いてある作り方に忠実に作ってみたら、小学校のカレーほどではないが、おいしいおいしいカレーができた。とろみもたっぷりだし、玉ねぎを炒める手間もいらなかった。びっくりした。

今は、夫と子においしいカレーを食べてほしいから、玉ねぎをキツネ色になるまで炒める。
肉も野菜も、先に一度炒めておく。
子どもが手伝いたいと言う日が来るかもしれないが、その時は野菜のカットや鍋に入れるくらいにしよう。かわいい子が怪我しないように、辛い体勢をこらえたりしなくていいように。

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