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毒親からの解毒日記

自己中心的で「暴力はしつけ」タイプの父、浪費家で「私は悪くないわ、気が付かなかっただけ」タイプの母に育てられ、子持ちになって初めて自分の中にあった親からの毒に気が付いたアラサー女の独白です。

今日の皿洗い瞑想

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今日の皿洗い瞑想

今日は、皿を洗いながら中学生の時の担任のことを思い出していた。

私が通っていた中学校は、陸上での中体連上位校だったせいもあってか、全校生徒が授業終了後にもれなく1キロ学校の周辺を走らなければならないというクソのような伝統があった。所属する部活が文化部であろうと、夏は半そで短パン(女生徒はブルマ。2年生次にハーフパンツが取り入れられ、以降はハーフパンツ。私はハーフパンツを買ってもらえなかったのでブルマだったが)、冬は長袖ジャージに長靴で、公道を走る。
うちのクラスは、担任のこだわりで、冬も半そで短パンで走らなくてはならなかった。手が寒さでオレンジ色と紫色、赤、青のまだらになり、息をするのもつらかったのを覚えている。
たった一人でブルマで走らされたのも相まって、今でも反吐が出るほど中学校が嫌いだ。
その担任は、他にもおかしなこだわりがあって、毎週1通、学級新聞を刊行しなくてはならなかった。また、何か担任の気に障ることがあると、男子でも女子でも脳天からげんこつされた。
このげんこつがまた理不尽だった。私は新聞委員だったので、毎週毎週新聞を書かなければならなかった。パートナーの男の子は自分からは全く動かないタイプで、記事を頼んでも書いてこないため、その子には取材を頼んで文章は私が作っていた。
それをげんこつされた。「二人で作るものであって、一人で作るな」というわけだ。
こちらがどんなに「彼に記事を頼んでも、締め切りまでに書いてくれない」と言っても「書かせられないお前が悪い」と言われ、私が殴られているのにパートナーの男の子は隣でへらへらと私が殴られているのを見ていた。ちなみにこの少年は、私と教室で二人きりになったときに、私の胸や股間を触ろうと何度も掴みかかってきたことがあるので、できるだけ一緒に作業したくなかった。
クラスには一人、ホルモン異常か何かで体が弱い女の子がいた。私は彼女の幼馴染で、部活も同じだったので、クラスの中では一番彼女と仲良くしていた。
彼女は見た目で病弱なのがわかってしまうくらい細身で、クラスの中では確かに避けられていたが、しゃべってみると意思もあって楽しい子だった。
ところがある日、掃除の時間中、なぜか彼女の机を私が運ぶのを避けた、と担任から言いがかりをつけられ、また殴られた。冗談じゃない。私が彼女の机を教室の前を掃除するときも、元に戻すときも運んだのだ。ちゃんと運びました!と訴えたが、「彼女の机を運ぶのは一番最後になったのを見た。本当に差別していないのなら、最後に運んだりしない」と言われた。
正直、私は最後に運んだのかどうか覚えていなかった。掃除の時間なんて、机を運ぶ順番まで考えていない。本当にひどいと思った。
この担任は、顧問をしていた剣道部でも部員の子を殴って鼓膜を傷つけて問題になっていた。
でも、田舎の学校とは恐ろしいもので、隠ぺいしてそのままその教師はその学校にいた。
私の高校選択の時、姉の行った進学校の女子高にすると言った私に対し、家に電話をかけてきて、「私はうんと努力して努力して、やっと県内一の進学校に進学した。あなたのように、適当に勉強するだけで県内一の進学校に行けるような生徒が嫌いです」と言ってきた。
卒業後、その教師からなぜか年賀状が届いたが、返信もせず破り捨てた。

机を最後に運んだということで殴られたとき、家に帰ってから父にそのことを話した。
私は父がそんな理不尽で娘が殴られたことについて、教師に対して怒りを持ってくれると思った。
でも、父の取った態度は真逆だった。
「いいね、体罰。俺そういう先生大好き。もっとやれ!と思う。今時少なくなってるから」
私が親に対して絶望した体験はこういうところにもあったのだ。

父親が年を取って施設に入り、職員につらく当たられて泣きついてきてくれればいいと思う。
そうしたら私は「え?お父さん、体罰する人大好きなんでしょう?私が中学生の時、理不尽に頭を殴ってくる教師のことを大好きだ、もっとやってほしいって言ってたじゃない。よかったね、大好きな人に囲まれて生活できて。もっと体罰してくれるといいね」と言ってあげる。

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