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毒親からの解毒日記

自己中心的で「暴力はしつけ」タイプの父、浪費家で「私は悪くないわ、気が付かなかっただけ」タイプの母に育てられ、子持ちになって初めて自分の中にあった親からの毒に気が付いたアラサー女の独白です。

セルフカウンセリング開始 12. 自分の怒りを客観視する(4)

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セルフカウンセリング開始 12. 自分の怒りを客観視する(4)

うう、この章は長いうえにつかみどころがないのでしんどい。
しかし、とにかくやってみることで変わることもあるかもしれないのでがんばってやってみる。
次のワークは自分の話し方のくせを客観的に見てみよう、というもの。
鏡に向かって話してみたり、信頼できる人にしゃべっているときの自分の印象を聞いてみたりする。
私はこのワークをするというのを頭に置いて生活し、イノや子どもと話すときの自分の様子を気に留めておくようにして過ごした。
そこで気づいたというか、まあ以前からわかってはいたんだけど、特にイノや友達と話すときはかなり食い気味かも。あと、全体的に上から目線で、「そんなこと知ってるんだけどさあ」という雰囲気が我ながら出ていて自分でもむかつく。もう少し謙虚で感じよくおしゃべりするように治していきたい。

次のワークはアクティブ・リスニングをしよう、というもの。
普段、人間関係の悪い人の言葉を書き出し、内容の要点の書きだしと、相手の一時的な感情を推測してみるというワーク。
人間関係の悪い人、と言われると、育休になってあまり悪い人と出会わないのでぴんと来ない。
親とは表面上は波風を立てていないので。でもまあ、父親かな。一番不用意で最低なことを言ってきやすい人です。
「恩着せがましいって、お前も恩着せてるじゃん」
→私が両親からされたように、私も子に恩を売っているということね。私に恩着せがましいと言われたことに傷ついていたのね。
次は前に職場にいた馬の合わない人(仮にAさんとする)。私と馬の合わない人は一定数いるのですが、彼女は大変だった。何しろパーフェクトウーマンだったので、相対するのに疲れた。退職してくれてほっとした。私は合わない人だな~と思ったのでなるべく接触回数を少なくしていたんだけど、それでも陰口を言われ続けてマウンティングされ続けたからな。私の数倍はマトモで結婚もしててお金持ちで旦那さんともうまくいってて仕事でも認められて…ってすごい人だったのだから、私のようなろくでなしが許せなかったのだろうか。
「だから何?何でトリさんが○○(Aさんの担当の事象)のことに口出しするの?」
※これは○○という事象にAさん以外でかかわっている人が、なぜか私にAさんがやらないといけないことを伝えてきたのでAさんにそのまま伝えたところ言われたこと。
→Aさん担当のことで私がAさんに指示する形になってしまいましたね。部外者に命令されるようで不愉快でしたよね。そういうつもりはなかったのです。

ちなみに、これを言われた当時はいきなりAさんが私にキレたように見えたので、私はびっくりしてとっさに言い返せず、横で見ていたAさんの上司が「トリさんは伝言しただけだろ」とたしなめてくれて場が収まったのだった。

次のワークは、「思い込みと投影した場面を思い出し、それをどう防ぐか考える」というもの。
思い込みは、相手が自分を嫌っている、相手が自分に攻撃していると思い込んでしまうということ。投影とは、「相手がこう思っているはず」というのは実は「自分が自分のことをこう思っているから、相手も自分のことをこう思っているはず」という決めつけ。
実際は相手はなんとも思っていなかったり、攻撃しようとなんてちっとも思っていなかったりする。
この思い込みと投影というのは、自分自身のこととしてとらえるとつらい現実があったとき、相手がこういうことをしたせいで…と人に責任を転嫁することでつらさを軽減させる心の働き。でも、自分に責任があることはちゃんと自分で消化しなければいけないし、何とも思ってないのに勝手に敵視されてしまう相手がかわいそう。しかも、苦手だ、と思う相手に自分を投影しているわけだから、実際の相手の実像に気が付かずに嫌ってしまっている可能性がある。健全なコミュニケーションではない。
なので、それを防ぐように訓練する。
この思い込みと投影というものは、たぶん普通の人よりアダルトチルドレンの人には結構ある癖だと思う。
なぜかというと、アダルトチルドレンは自己効力感が薄く、自分を嫌っていることが多いから。自分自身が自分のことを嫌いだし、のろまでグズで生きている価値がないとこれまでの成長過程でしみこまされているから、赤の他人が自分に価値を見出してくれるわけがないと思っている。
だからちょっとした他人の一言に敏感に傷ついて、「やはりあの人も私は不要だと思っているんだ」「やはりあの人も私が嫌いなんだ」と思ってしまう。
私の場合、臨時職員のおばちゃんたちの言葉にずいぶん傷ついた。今思えば、そんなの気にする必要もないくらいのことだったのに。
臨時職員のおばちゃんたちは、私の前任を引き合いに出して「前の人はこうやってたのに、あなたはそうする気なの?」というのをよく言ってきた。こうすれば早いのに、なんでそんな面倒なことやってるんですか?そんなやり方してるんですか?よく人のことを見てるもんだなと思う。
でも、当時はそれらの言葉に一つ一つ傷ついた。やっぱり自分はとろいのか、要領が悪いのか、私は仕事ができないんだ、みんなから嫌われているんだ…
まあたぶん、攻撃する気がおばちゃんたちに皆無だったわけではないと思う。
でも、私も気にしすぎだった。まず私は自分でなんとかする前に、「前の人ってどうやってたかご存知ですか?」と聞いて巻き込んでしまえばよかったのだ。

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