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毒親からの解毒日記

自己中心的で「暴力はしつけ」タイプの父、浪費家で「私は悪くないわ、気が付かなかっただけ」タイプの母に育てられ、子持ちになって初めて自分の中にあった親からの毒に気が付いたアラサー女の独白です。

ヨウの誕生日

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ヨウの誕生日

先日、ヨウが1歳になった。
ちょうど両親がうちに来るタイミングだったので、一緒にお祝いしてもらおうと、一歳児用のケーキを用意し、誕生日当日に一升餅を受け取れるように手配した。
はたして、前日に両親は予定通りやってきた。
夕食を作ってほしいという雰囲気を例によって漂わせてきたので(トリちゃん、あの料理得意だったでしょう、食べたいわ)、まあ、ヨウのためと思ってあれこれ言わずに夕食を用意し、食べてっもらった。
さて、ヨウの誕生日当時午前7時。
寝室に母がノックして顔をチョイと出し、「じゃ、帰るから。ヨウちゃん、お誕生日おめでとうね」
イノも私もポカンとした。あんたら、孫のお誕生日を祝う気はないのか。
ちなみに、両親に何か用があると言うことはない。事前にヨウの誕生日は休みであり、夏休みも取れるから、むしろヨウの誕生日の後も数日泊まるかもしれないという話だったのだ。
誕生日プレゼント、ということでポチ袋に一万円入って居間に置かれていたが、そういうことではない。一緒にお祝いするという話はどこに行ったのか。
ヨウのお誕生パーティーは結局イノと私と3人で祝った。
小さなケーキをヨウは口いっぱいほおばり、お餅をしょって歩いた。最初、風呂敷に包んで斜めがけに持たせたら、バランスが取れなかったらしく立てなくて泣いてしまった。
子供用のリュックに餅を入れて背負わせてみたところ、今度は重さなどないかのようにニコニコと歩きだしてまたびっくりした。
選び取りカードもやって、写真もたくさん撮り、なかなかよい日になった。
でも、やはりうちの親はダメな人たちだなあ、と改めて思った日だった。
以前なら泣いて憤ったかもしれないが、やはりセルフカウンセリングの効果なのか、両親には呆れたものの、まあいいわ。それならイノと私で存分に祝ってあげればいいわ。と思えるようになった。
両親がわざわざ朝早くに帰った理由はまだわからないが、おそらく私がヨウのためにケーキを作ったりご馳走を用意したりするところに居合わせるのがしんどいのではないかと思われる。
自分たちがいっさいしなかった「わが子への愛情表現」「思いやりのある夫婦関係」が目の前で繰り広げられているのが居づらいらしい。

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