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毒親からの解毒日記

自己中心的で「暴力はしつけ」タイプの父、浪費家で「私は悪くないわ、気が付かなかっただけ」タイプの母に育てられ、子持ちになって初めて自分の中にあった親からの毒に気が付いたアラサー女の独白です。

カウンセラーにかからないこと・人間はいつもひとり

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カウンセラーにかからないこと・人間はいつもひとり

何度か、カウンセリングを受けた方がいいかもしれない、と思ったことがある。
そして実際に、仕事をしているときは職場のカウンセラーにかかったこともある。
ただ、職場のカウンセラー2名にかかって二人共から同じことを言われた。
あなたはもう、後は消化(昇華)するだけという段階に来ている、と。
その時にした相談事は、職場にかかわることだったのだが、やはり私の問題の根源は育ちにあるため、どうしてもアダルトチルドレンであることに回帰してしまう。
そして、私の中で大体のトラウマ的思い出や出来事が整理され、「もう動かすことができない事実」としてきちんとファイリングされており、言葉や文章によって整然と説明することができる。
それが自分にどんな影響を与え、他の人にどんな影響を及ぼし、それがどのように自分に反射してきているのかを頭で理解している。
その状態になっているということは、あとはそれを自分がどう消化するかだけなのだと。
誰かに相談する、という段階はもう終わっているのだ。

2人のカウンセラーからおおよそそのように言われて、そうか、と思った。
カウンセラーの仕事というのは、何か心に不都合を抱えた人がいるとして、その不都合がどこから来ているのか、本人にわからないのを一緒に発見し、解消していくことなのだな、と。
だから、私のように心の不都合が何に起因していて、どう結果しているのかもうわかりすぎるくらいわかっている人には、劇的な効果はもうないのだ。
私はまだ親への憎悪や嫌悪感がどろどろとくすぶり、何か思い出を刺激されるたびに肥溜めに落とされたような気持になるが、それは一人でどうにかしなければならないということだ。あとはまさに「自分との闘い」なのだ。

でも、それがひどいことだとは思わない。相談している最中に感じていたのだが、私はすべての相談について、回答をすでに知っているのだ。ただ言葉にしたときに頷く人がいるかいないかの違いだ。それを私も、カウンセラーさんも知っている。だからカウンセラーさんはあえて、「あなたにカウンセラーはいらない」と私に言ったのだ。
私の回答はたった一つなのだ。「もう父母と姉と関わらない」ということなのだ。そしてそれができるのは私だけで、そこに誰の意見もさしはさむ必要はない。

今でも気持ちが不安定になったとき、カウンセラーに相談しようかな、と思うことがある。でも、自分が相談しているシーンをイメージすると、結局相談する必要がないことを思い出す。
自分はもうすでに答えを知っているし、実行するのも自分だけなのだ。

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